子宮筋腫と一緒に妊娠&出産⑨!~めざせ、退院!!~

子宮筋腫の『悪循環』を抜け出せるか!?

入院していた高度な医療を提供する大きな病院では、毎週2回の回診がありました。入院して3日後に元主治医(病棟のトップ)が部屋に入ってきたので、入口の方に顔を向けると…既に部屋の中にお医者さんがいっぱい居てびっくりしました。人生で回診というものが初めてだったので、後から「あ、これが回診か!」と気が付きました。

私は緊張しやすい性格で人見知りなので、この回診がかなりストレスでしたね。回診中にストレスで貧血になることも!頭に血が足りてない中で、何とか頑張って受け答えをして回診を乗り切ることが何度かありました。入院中の試練でしたね…。

それから入院中にも、定期的に腹部エコーをして赤ちゃんの状態を確認していました。わが子がお腹の中でおしゃぶりをしている時はとても可愛かったです!

『退院』を目指した2度のトライ。

入院して1か月が過ぎた頃になると、お腹の張り止めの点滴を→飲み薬に変えることができたら退院できると先生に言われました。まず1週間で点滴の量を減らして、その1週間後に今度は点滴から錠剤へ変更になりました。久しぶりに点滴が外れて自由の身!!と思ったら…すぐお腹が張り出し、しばらくするとほぼ張ってる状態へ!そして点滴へ逆戻り

私の場合は多発性子宮筋腫なので、お腹が張って子宮が収縮すると→あちこちの子宮筋腫も順番に収縮しだして→またお腹の張りを誘発するという悪循環になっていた為に、張り止めの点滴を外すのは難しいようでした。先生からは「お腹の張りが治ったら、即退院!」と言われていたのに、「お腹の張りがなくなるまで入院!」に変わっていました…。

それでもまた1週間後には再度、点滴→飲み薬へトライ!そしてあえなく撃沈…。先生も点滴に戻すかどうかをかなり悩んでいましたが、苦渋の決断で錠剤から点滴に戻していました。そして先生からはその翌週にまた再度トライするかどうかのお話がありましたが、「子宮筋腫がある為に成功率は3割だ」と言われ…「破水の危険性もある」とも言われましたね。もちろん断念です。そしてこの時点で手術日までの長期入院が決定しました。入院約4か月…長い…!!!

さて次回も、切迫早産での入院生活について紹介したいと思います。