巨大&多発性『子宮筋腫』持ちでも、43歳で自然妊娠した方法①!~夫は精索静脈瘤~

私達夫婦は約12年もの長い妊活の末に、『妊娠体質になる方法』が分かりました。流産を1度経験しましたが、『妊娠してから無事に出産までいく方法』も分かりました。私達夫婦の経験が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです…。

夫が『精索静脈瘤』で妊娠しにくい…!?

私達の妊活は、まず夫が『精索静脈瘤』と診断されたことから始まります。結婚してから1年半後の私が31歳の時に子作りを始めたものの、なかなか子供が授かれない…。そんな折に夫が以前から股関節の鼠径部に違和感とたまに鈍痛を感じていたことが気になって、泌尿器科クリニックを受診しました。夫が32歳の時です。

そこで先生による触診や、検査技師による超音波検査などを受けて「精索静脈瘤」と診断されました。「自然に治ることはなく、手術で良くなることはある」とのこと。そして子供を授かりにくい原因かもしれないと。

そしてさらに精液検査の結果も良くありませんでした。奇形の多さと精子数の少なさ、運動率の悪さなど…夫が妊娠しずらいかもとなり、私が婦人科に通って妊活をサポートしてもらおうということになりました。私が33歳の時です。

レディースクリニックには2年通いました。人工授精を何回も頑張りましたね。

しかし人工授精を長いことしても出来なかったので、そこの先生に「顕微授精をした方がいい」と言われて…高度な治療が受けられる不妊治療専門病院へ通うことに。私が35歳の時でした。

『顕微授精』はお金が結構かかりましたね!!結局、2回頑張りました。採卵の時には全身麻酔をしたのですが、2回目の全身麻酔後には体調を崩してしまいました。お腹を下しやすくなってしまいました…。

他にも顕微授精のレベルになると、仕事との両立がとても難しくなり…仕事を辞めました。

そんな中で2回目の顕微授精の結果も残念だったと告げられた診察の時に、女性医師に夫が「再度、精索静脈瘤の方を診てもらった方がいい」と言われたのですが…夫がキレてこの病院には通わなくなりました。半年で…。

夫、『手術』を受ける…!!

でもその4ヶ月後には、なんと夫が精索静脈瘤の手術をしてくれました。私が顕微授精を2回も頑張ったから、自分も手術を受けようと思ってくれたみたいです。夫が精索静脈瘤の診断を受けてから3年経った、37歳でのことでした。

この手術を受けて、自然妊娠できるレベルになったと記憶しています。もし自然妊娠が出来なくても、人工授精で妊娠できるレベルだったと。でも体調を崩してからは、私はもう病院に行きたくありませんでした…。

そんな成果のあった夫の手術後も、全身麻酔後に私の方が体調が悪くなっていたからか…自然妊娠には至りませんでした。人工授精の方も再度挑戦しないまま2年ちょっとが過ぎた頃、私達は最後の手段と思っていた『漢方』を始めました。

…さて次回は、高額な漢方を頑張ったお話を紹介したいと思います。