『出生前診断』が出来なかった我が子…
帝王切開が無事に終わって病室に戻ると、動けないのでひたすらに寝ていました。助産師さんから手術前に「手術は1時間半ぐらいで、赤ちゃんはすぐお腹から出る」と言われていたので、昼前には終わったのかな。
主治医の先生が別の担当患者の手術が終わってから私の病室に来た時に「赤ちゃんは健康」って言っていたので安心しましたね。たくさんある子宮筋腫のせいで『出生前診断』が受けられなかったので。超高齢なのに『健康な子供か』は産んでみないと分からない感じでした。
まあでも執刀医の先生から初診時には『早産』になると言われ、私のお腹がもたないから十月十日より『半月早く手術予定日を予約されていた』けど、そもそもそこまでもつとも思われていなかったのに…正産期である37週までもちました!
目標が次々に更新される!!
思い返すと緊急入院したときには「30週を目標に頑張りましょう」と主治医の先生に言われ、無事に30週を過ぎると今度は「35週を目標に頑張りましょう」と言われていました。
手術説明の時に、35週まで妊娠が継続できれば赤ちゃんは大丈夫だと言っていましたね。35週ではまだ不完全な肺も、母体にステロイドを注射すれば大丈夫になると言っていました。赤ちゃんが完全体になるのは『36週』だとも。
でも36週ではまだ早産になるので、正産期の37週で産みたいなと私は願っていました。だからお腹の中の赤ちゃんに「手術は〇日だから、その日まで頑張って」と話しかけていました。
それから体重に関しては手術の4日前にエコーした時が2,800gで、出産時には3,000gないと言われていましたね。私は3,000gないのか~と思い、お腹の中の赤ちゃんに「産まれるまでに大きくなってね!」と話しかけていました。そして産んでみたら、3100g越え!!とても嬉しかったです。助産師さんには「3,000g?大きくない??そりゃお腹張るわ!」と言われました。
そういえば主治医の先生に「手術中、痛くて死ぬかと思った」って言ったら、「へその上を切開したからかな」って言っていました。へその上は局所麻酔(硬膜外麻酔&脊髄くも膜下麻酔)が効きづらいみたいです。
でも術後は背中の麻酔チューブから持続的に入る『痛み止め』のおかげで動かなければ痛くなかったです。なので手術当日から助産師さんに赤ちゃんを部屋に連れてきてもらい、態勢を整えてもらって、母乳をあげました。乳首が痛くて悶絶しましたけど…そして添い乳だったので、窒息しないか心配しながら母乳をあげましたね。
それから助産師さんに「夜間も授乳できますよ」と言われたので「します!」と。赤ちゃんに3時間ごとに会ええるし、術後は午後から寝ることしか出来なくてほぼ寝ていたので…夜は絶対に眠れないと思っていたので。
それに手術当日に赤ちゃんを抱きしめながら授乳をしているときが結婚14年目でやっと…の幸せな瞬間でしたから!!
…さて次回は、術後の診察時に戦慄したことについて紹介したいと思います。